もうすぐ結婚20年!夫とは学生結婚で、一日一通メール交換で親しく…

夫が飲み会にきてくれたのは、私目当てでなく欲しいものがあったから

46歳女性、現在の夫と初婚で結婚し子どもが二人、主婦ライターをしています。夫は大学職員、同年齢です。学費を稼ごうと私が留学先から一時帰国した時に、女友達と食事をしていました。その時は思い付きで何人かに電話を掛け、運良く繋がり来てくれたのは5名ほど。今の夫もその中の一人でした。

彼とは同学年で25歳ということで、一般的には働いている年齢ですが、当時の彼は博士課程後期の学生で時間に融通の利く生活を送っていたのでした。出不精の彼がわざわざ私たちの飲み会に足を運んでくれたのは、私に会いたいためではなく、あるキャラクターのポスターがもらえるからという物欲によるものでした。

彼との共通の趣味である米ドラマの巨大ポスターを私が持っていて、大事にしてくれそうな人に譲りたいと思っていたため、そのことを彼に話したらぜひもらいたいとのこと。お互いに不純な動機は無かったのですが、今考えれば、これもご縁なのかなと思います。

当時はまだ珍しいメル友|パソコンのEメールでお互いのことを知っていった

20年ほど前の話になりますので、当時はまだ個人携帯電話が少しずつ普及し始めたばかり、コンピュータも研究室やある特定の分野の人しか扱ったことのないような存在でした。その環境でemailアドレスを所持している人もほとんどおらず、私と彼はアドレスを交換し、なんとなく文通が始まりました。お互いに住んでいた場所は200kmほど離れた都市でした。

最初は挨拶やお礼などたわいもないやりとりでしたが、メールを出せば返事が返ってくるというのが何度か繰り返され、だんだんと近況報告や自分の家族の話など、メール交換は一日一通という頻度になっていきました。

彼は奨学金をもらっている貧乏学生でしたので、自分のコンピュータを持っていたわけではなく、研究室の共同備品のもので論文を書く合間に息抜きとして私にメールを書いていたそうです。お互いにスタンスは「知り合い」から「メル友」へと変わり、メール交換が2ヶ月間ほど続いた頃、私が押し掛ける形で再会しました。

年齢もあったけど、メールでお互いのことはよく知っていたから…

さらにもう一度会う機会があり、そこから交際がスタート、お互いにいい年ということもあったのでしょうか、2ヵ月後には婚約し、お互いの両親にも紹介するなどトントン拍子で話を進めていきました。結果的には交際から丸一年で結婚することに。

博士課程をあと一年残した状態で学生結婚となった私たちですが、彼のもらっていた奨学金がかなり高額のものだったことで親を説得、私も留学先の大学へはいつでも戻れることなども考慮し、一緒に時を過ごしながら目標に向かって進もうということを決めたのでした。結婚式は自分たちで貯金を作り、両家を呼び神社にて白無垢姿で行いました。

子どもが生まれてから言い合いは何度もありましたが、現在でも仲良く過ごせているのは、当時のお金の無かった頃を共に楽しく過ごせた経験があるからかな、と思っています。