10歳年上の上司との結婚!私が主導権を握ってるのは、主人の優しさ

将来夫になる10歳年上の上司は、お調子者の私に厳しかった

私はちょっと調子のいい性格で、愛嬌があってキャラ的に得していると言われますが、真面目なタイプの上司からは少し浅はかな女で嫌われていたと思います。それでも入社当時は、イヤな顔一つしないでお茶くみに、コピー取りなど雑用などにも精を出していました。

そんなある日、「いつも元気でいいけど、もっと落ち着いて仕事をしなさい。」と上司に指摘されました。調子はいいけどしっかり仕事だけはしていたつもりだった私はかなり落ち込んで、コピーを取り直しては上司のところに届けたりをしていました。

上司は10歳年上でしたが、実年齢より若く見え、私達女子社員の憧れの存在でもありました。その上司と私より2つ年上の26歳になる女性社員が付き合っていると噂がありました。どちらも仕事ができるし、お似合いに二人だとは思いましたが、私は本当かな?と二人を観察していたのです。

思い切って噂の真相を聞いてみた!そのまま勢いで…

そんなある日、また仕事でミスをして給湯室で落ち込んでいたとき、上司がタバコを吸うために給湯室に現れました。「こんなところで、サボっていてはダメじゃないか」と言う上司に持ち前の調子の良さで「自分だってタバコを吸いに来て、サボってるじゃないですか」と、食ってかかって見せたのです。

「ところで、先輩(26歳の女性社員)とお付き合いしているんですか」と思っていたいたことをつい口に出してしまいました。「はぁ?」と小さく声を上げて吹き出しそうに笑う上司の顔を見て、「付き合っているというのはただの噂だな」と感じた私は、とっさに「じゃあ私はどうですか?」と上司に言ってしまいました。「はぁ?」と今度は大笑いされて「冗談?からかってる?」と言われましたが、私は自分でも思っていた以上に「上司のことが好きだったのだ」とこのときあらためて感じたのです。

「本気ですよ。」と真顔で言うと、上司も真顔になって「いいよ。」と信じられない返事をしてくれました。これが私達の結婚の切っ掛けとなる交際の始まりです。給湯室で思い掛けず告白をして交際がスタートしましたが、会社では内緒、みんなに知られないようにと密かにお付き合いをしていたのです。

上司兼交際相手の彼がいるなんて、チョット嬉しい気持ちになって、コピーを渡すときに次のデートのメッセージ手渡したりしては、彼の反応を楽しんでいました。私達が付き合い始めて、一年を迎える頃、先輩女子社員が寿退社をすることになりました。上司と付き合っていると思い込んでいた皆は驚いていました。

交際してからは主導権は私。あえてそうしてくれている優しい主人

会社帰りに一駅先で待ち合わせてはデートを重ねた私達、会社関係者達にバレることもなく、順調に愛を育んでいました。10歳違い、付き合って分かったことは、彼は意外にも子供っぽく、一人では大事なことが決められない性格でした。付き合い始めたのも主導権は私、結婚しようと決めたのも私でした。

上司兼彼の本来の性格が分かり立場は一転しました。「娘さんをください」と私の両親に挨拶をしにきたときもモジモジしていて、思わず吹き出しそうになりました。彼のお母さんは「しっかりしていそうに見えるけど、3人兄弟の末っ子で甘ったれなのよ。しっかりしたお嫁さんが見付かって良かったわ。」と目を細めて言ってくださいました。会社での結婚の報告には、意外なカップル誕生にみんな驚いていました。

そんなこんなで結婚を果たした私達の結婚生活は、10歳年下の私が鬼嫁、そんな私のあわせてくれる主人です。後数ヶ月で結婚して7年を迎えますが、呼び合うのは、今でもちゃん付けです。主人は本来尻にしかれるタイプではなく、主導権が握れないのではなく若いお嫁さんに手綱を預けつつ上手にリードしてくれているのです。